EC2インスタンスの選び方とGraviton2の始め方で良い資料を見つけたので是非紹介したい
こんにちは!コンサル部のinomaso(@inomasosan)です。
7月7日はクラスメソッドの創立記念日ということで、たまには普段書かないようなブログを書いてみようと思います。
2021年6月3日に開催されたAWSへのマイグレーションのその先に ~リフト&シフトからのクラウド最適化~というセミナーの最適な Amazon EC2インスタンスの選び方という資料が良かったので、オススメのスライドを抜粋して紹介していきます。
セッション概要
350 以上ある EC2 インスタンスのバリエーションの中から、お客様のシステムに最適なインスタンスはどれなのか?と悩まれるお客様が多くいらっしゃいます。本セッションでは、用途によるインスタンスの使い分けをご説明し、さらに性能面・コスト面で最適なインスタンスを選ぶ方法をお話ししました。
おすすめスライド
Amazon EC2 インスタンスタイプについて
EC2インスタンスタイプのネーミングルールをよく忘れてしまうため、インスタンスファミリーを含めて定期的な復習に活用できそうです。
インスタンスファミリーの選び⽅
構築案件等で、お客様からどのインスタンスファミリーにすれば良いかご相談を頂くことがよくあります。 基本的には多様なワークロードで使用できるMをベースに何を重視するかで、どのインスタンスファミリーにするかを決めて頂くのがよいかと思います。
CPU選定(コストパフォーマンス)
CPUの違いでコストパフォーマンスに差が出ます。
OS毎のパッケージやライブラリで、該当のCPUに対応しているかを設計段階で調査する必要があります。
Gravitonの歴史
2022年7月7日時点ではGraviton2が、EC2インスタンスとフルマネージドサービスの両方に対応しております。
2022年5月にはGraviton3が利用可能になりましたが、EC2インスタンスのみの対応となります。
Graviton2の始め方
Graviton2を利用したい場合に、EC2インスタンスの場合はパッケージやライブラリがArmに対応している必要があるので、サードパーティ製のパッケージ利用が必要ですとハードルが高いケースがあります。
一方、RDS等のフルマネージドサービスは、エンジンが特定バージョン以上であれば簡単にGraviton2をご利用いただけます。
フルマネージドサービスであればミドルウェアもAWSが提供する機能に含まれるため、RDS等のご利用であればお客様はエンジンのバージョン対応だけとなるわけです。
まとめ
AWSを使い始めてよくある悩みのうちのインスタンスタイプの選び方について、オススメのスライドをご紹介しました。 特にRDS等のフルマネージドサービスを新規に構築する場合は、バージョン選択が比較的容易なケースが多いため、積極的にGraviton2を活用して頂ければと思います。
この記事が、どなたかのお役に立てば幸いです。それでは!